その男はステージ上で水を飲む時に「水を飲みます」とことわって水を飲む。

その男はギターを持ち替える時に「ギターを持ち替えます」とことわってギターを替える。

そのピュアネスは何なんだろう。その誠実さは何なんだろう。

その男の歌う歌詞のピュアネスさは何なんだろう。

この、ねじ曲がったフィルターを通った世界の中で、それはとても美しいだろう。多くの人を引きつけるだろう。

だが、ねじ曲がったフィルターを通った世界の中で、それは一番の標的にされてしまうかもしれない。

自分を標的にしてくるねじ曲がった人間に対して、その男はこう言う。

「全ての人を許そう。」

僕はもう何も言えない。


- theatrical ( 2014.1.6 at shibuya kinoto )





音楽をやるなら都内でしょ見たいな感覚でもなく、興味関心があるものなら、

片道3時間の移動距離の無名イベントでも参加する事は、アーティスト活動的にもユニークかも。

若くしてこの哀愁とセンスの良さ。

長年連れ添った夫婦はよく似ると言うが、

切ないアコースティックギターの音と彼の歌声が絶妙に合い過ぎていて驚いた。


- nemoto hiromitsu ( 2014.8.30 at swing A room )





1990年代、学生のころ。若くして夭折した山田かまちさんの存在を知った。

同じ時を生きていて手の届く距離にいたら「あなたはそのまま存在してるのがいいと言って抱擁してあげよう」

と思ったものだ。(あげよう、なんて上から目線は反省してる)

短い人生と作品を知るほどに、もし私が彼のような若くして苦悩する才能あふれる若者と出会えたら

存在をぜんぶ肯定しようと思った。

山田かまちさんを知って20年過ぎて「silaneaoi」さんに出逢った。

大切にしたい若いあふれる才能に魅了された。しらねあおいさんは私の山田かまちさんだった。


- 立花さん ( 2015.1.25 at original message )